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本を丁寧に作りたいと願っています。 紙の手触りや、インクの匂いがするような本を。
セツローさん

写真と文 祥見知生
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世の中にたくさんあふれるモノのなかにあって、人と人との結びつきや、こころを通じて出合うモノのことを思います。セツローさんのつくりだすモノたちには、ぐいっと見る者を惹きつける、何かしら大切なものが含まれています。素朴で人の手のあたたかさを感じる大変気持ちがよい作品たち。その仕事は職人のそれとは別のもので、作家と呼ぶのにも違和感があります。言うなれば、セツローさんの手の仕事、なのです。
「はじめに」より
[目次]
第一章 憧れを忘れない人
憧れを忘れない人/かんざしと出合う/無邪気な声で/洋画家として/病にたおれて
第二章 かんざし
かんざし/玉を選ぶ/ぼくの正しいやり方で/和紙の袋にあるもの/詩のある線で、描く
第三章 匙と箆
手の跡を残して/ものづくりの原点/地の木目を生かす/道具のこと/箆をつくる/
気持ちのよいものをつくりたい/記憶の糸巻き
第四章 土人形
笑顔がつながる仕事/土をこねてかたちづくるもの/祈りの土人形/内側から聞こえてくるもの/干支人形
第五章 家族との時間
仕事が暮らし 暮らしが仕事/木の玩具 大鯰/木の家鴨/手をつなぐ
第六章 インタビュー
人と通じ合うこと/少年のこころをもって/松山散歩/神様からの贈り物
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発行ラトルズ
デザイン 亀井啓太
定価:2310円(本体2200円+税5%)
B5判/カラー80+モノクロ80ページ
『セツローさん』は全国の有名書店でお買い求めいただけます。
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